パタパタ、コロコロ

みんなが揃った16時頃。今日のメインプログラム、工作のスタートです。

「何を作るか説明するから、みんな聞いててね」

↓おっ、なんかカワイイキャラクターだな♡

ウサギとクマと・・

まずははさみでピンクのライン上を切っていきます。

左利きの人ははさみがちがうので、教えてね。

 

「はさみなら俺に任せて!」

わっか状に丸めてセロテープでとめたら、うちわであおいで転がします。

「競争するんだ、やったあ」

徐々に闘志に火がついていくお子さんたち。

始めはまっすぐ進まなくても、パタパタあおぎ続けるとみんなゴール!

おうちに持ち帰って、また家族の人と競争してみてね。

がんばったあとのおやつは

ぽたぽた焼き、カルケットサンド、ミルキーもち でした。

 

昨日に引き続き、みんなの学校疲れがより濃くなってきた木曜日。

「はさみでどこを切るの?」「セロテープがうまく貼れないよ」「ぼくの作ったのがないよ!」

一つひとつの作業でたくさんの「?」が生まれ、まっすぐに質問が飛び交います。

こんなときに頼りになるのが隣にいる年上のお友達です。

助け合いながら、物を借りながら作ることで、信頼感がさらに生まれた瞬間も見ることができました。

「〇〇くんがまだできていないよ」「△△くんがこれを忘れているよ」と、お友達全員の様子を見てサポーターに報告してくれたのも、まもなく13歳になるお姉さん的存在の女の子でした。

 

我慢強く、頑張り過ぎるお子さんも多いリッキー西多賀です。

学校帰りにリッキーに来れたこと、帰りの会まで活動の流れにのれたこと。

今日12人のお子さんが当たり前のようにしてくれたことですが、一人ひとり、目の前の課題と真剣に向き合い、大人が思う以上に自分なりの努力をしています。素敵な姿でした。

 

文責 長沼

仙台 放課後等デイサービス リッキー西多賀