ぼくが持つよ、ひっぱるよ

公園には行けないあいにくのお天気だけど、室内で遊べることを探しましょう。

午前から来所してくれたお友達二人と、今日の遊びを相談しながらのお弁当タイムです。

お友達の到着も気にしつついただきましょう。

ドレスを作ったり、レゴをしながらのんびり待ちます。

少し欠席はあったけれど12人のお友達が来所し、体操で身体をほぐしたら

室内運動ひとつめ、手押し車。

頑張ったら、毛布のソリのお楽しみが待っています。

得意、不得意がそれぞれありましたが、床にお腹がついても最後まであきらめたくないお子さんも多く、負けん気が見られました。

あるお子さんが「足首ではなく、膝を持ってあげるとやりやすいんだよ」とアドバイスが。

サポーターも、いつもと同じやり方ではなく工夫が必要ですね。

 

次は洗濯バサミとり。つなげているマットの上で

お友達の背中を1分間追いかけて、服についた洗濯バサミを取れたら勝ち!

安全に遊ぶために腕や服をひっぱらない、マットから出ないがルールです。

元気なペアは、追う役と逃げる役を交代して戦いました。

雨の日でも、室内でみんなが「やりたい」と思ってくれる活動を探しながら進めていきます。

 

おやつは

【じゃがりこ、ブラックサンダー、ミニゼリー、プリン大福】

 

活動中、目の前にいるお友達と積極的にかかわろうとする光景を何度も見ました。

手押し車では、はじめお子さんの足をサポーターが持っていると「ぼくがやります」。

ふだんはどちらかというとかかわりが少なかったお友達同士。

自分もできるからやってみたいと判断し立ち上がってくれたのです。

そりを引っ張るのも、「やりたい」と名乗り出てくれた3人のお友達。

そりに乗っているお友達もうれしそう。楽しそうに引っ張られると余計にうれしくなりますよね。

子どもたちを楽しませ成長させてくれるのは、やはり大人の力より、子ども同士のつながりや、積極性、優しさのようです。

集団活動を通して自然なかかわりが増え、少しでも「来てよかったな」「楽しいことがあったな」と帰り際に感じてくれたらうれしいです。

 

文責 長沼

仙台 放課後等デイサービス リッキー西多賀