なかよく遊べるために

寒暖の差が大きいせいか「いつもの調子が出ないようです」。とある保護者の方からも連絡がありました。

ご家庭や学校での様子を聞き取り、お子さんたちの体調をみながらリッキーでの活動をすすめていきますので、ささいな変化でも遠慮なくお知らせいただけると助かります。

 

そしてもう一つ最近気になるのが、自由時間の遊び方です。

お子さん同士がなんとなく決めた遊びのルールで遊んでいると「やーめた」と途中で投げ出したり、誰かが先に遊んでいたおもちゃを急に取ってしまったり。自己主張がぶつかり合い、ケンカが始まってしまうこともあります。

遊びを途中でやめることもありますが、片付けは誰がする?一緒に遊んでいたお友達にはどう伝える?

自由な遊びの中には、人と人との大事なルールがつまっています。

相手の気持ちを考えながら遊べるようになれば、社会に出てもいい人間関係が築けそうです。

 

みんなが帰りの会まで機嫌よく遊べるために、遊びのルールを共有することが今日の活動のねらいです。

三種類のゲームを用意し、

①順番は、ジャンケンで勝った人から時計まわりに進める

②途中でやめたいときは『やめます』と言って抜ける。まざりたいときは「まぜて」と言ってからまざる

という、ふたつのお約束を確認してスタートです。

 

このルールは皆さん理解してくれたようですが、おもちゃを投げたり外箱を崩してみたり、あれあれ、意外な場面も見られました。(やってしまったあとでハッと気づいてくれて、素直に「ごめんなさい」を言ってくれました)

これからもときどき立ち止まりながら、遊びのルールを確認していきます。

 

おやつは

【ポテトフライ、ぱりんこ、カルパス、チョコ大福】

その後は誘い合って宿題をしたり、新しく入ったゲームを試したり。

仲間と過ごせる、帰りの会間際の大切なひととき。

みんながなかよく遊べるよう、後ろから見守っているからね。

 

文責 長沼

仙台 放課後等デイサービス リッキー西多賀