きびしさとやさしさ

春らしい陽気に包まれた今日は、近所のお散歩から活動をスタートです。

リッキーのみんなで何度となく通ったおなじみの道、景色。

ウォーキングは本当によい気分転換になり、お弁当もすすみました。

自由時間は、お友達を誘って好きなおもちゃで遊んでね。

乗り物ごっこが大好きなお子さん。

レゴの周りにはたくさんのお友達が集まり、創作意欲であふれていました。

 

午後からは室内活動です。忍びの里から忍者さんが来てくれました。

「キミとは初めましてだね。よろしく」とあいさつし、

「敵の忍者を見つけた」ゲーム、

妖怪探しゲーム、

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のダンスなど

遊びを通じて仲間を大切にする忍者の心得を学び、4種の修行を終えました。

忍者さんは(まもなく柳生に異動する)サポーターの〇〇さん?

子供たちはうすうすと気づいていますが、それは言わないお約束。

「みんなと一緒に修行できて楽しかったでござる。本当に本当の最後となったけど、みんなには元気でいてほしいでござる」。

涙を浮かべたり、何か言いたげなお子さんたち。

ときに笑い、はしゃぎ、いっしょに遊んでくれた忍者さん。

修行中におふざけやイタズラが過ぎるとよく注意されてしまいましたが、きびしさもやさしさも教えてくれた師匠は、みんなの心にいつまでも残る存在であり続けるでしょう。

「今日の妖怪探しが楽しかったです、ありがとうございました。」

一人ひとり手を挙げて、忍者さんにお礼を言ってくれました。

 

今日も持参した宿題を、一人離れた机で頑張っていた男の子。

てのひらに隠れてしまうほど短くなった鉛筆を「まだ使えるから」と握りしめ、限りある時間を大切に使っていました。

 

文責 長沼

仙台 放課後等デイサービス リッキー西多賀